【導入期は「音符」「リズム」「テクニック」を完全に分けて行います】
市販の導入用テキストをそのまま使ってレッスンを行うと、順調に進む子となかなか進まない子…と差が出てきます。
一般的な導入テキストは、ピアノを弾くのに必要な要素を1冊にギュッと詰め込んでいるものが多いため、読譜に対する理解の早い子・家庭での練習で親の手厚いフォローが受けられる子(弊害が多いのでフローフラップでは推奨していません)は順調に進めて行ける可能性が高いですが、ひとたび課題曲の読譜をしようという段階でつまづくと、一気に家庭練習のモチベーションが低下し「練習嫌い」の子が生まれてしまいます。
こうなるとピアノを弾くために必要な全ての要素の習得スピードが著しく下がってしまい、本来もっと伸ばせるはずの能力まで伸び悩み、とても勿体無い結果となってしまいます。
そこで、フローフラップでは「音符を読む」「リズムを理解する」「鍵盤を弾く」「(集中して)音を聴く」といったピアノ演奏に必要な要素を導入段階では完全に分離させた形でレッスンを行っていきます。
それぞれの要素の土台が出来てきたタイミングで、導入用テキストを使用したレッスンへとステップアップしていきます。
すると、テキストに出てくる内容はすでに学習済みのものであるため、「おさらい感覚」で気持ち的にも余裕と自信を持ってテキストを進めていけるようになります。
また、ご家庭での練習における保護者の方のフォローも基本的には不要です。
万が一、お子さんが自力では読めない音符やリズムがあった場合も、その答えを保護者の方は教えないであげて下さい。わからないところはわからないまま次のレッスンに来て頂ければOKです。
その方が講師側からしても指導のポイントがハッキリするため、ありがたいです。
(読譜を伴う課題が出来ない場合に備えて、テキスト無しで出来る宿題も出しておきます)
とにかく、「練習する、しない」で親子バトルが勃発することだけは絶対に避けて頂きたい!
…と、切に願っております。(笑)
自宅練習の習慣化は決して簡単なことではありませんが、自宅でも自然とピアノに向かいたくなる「仕掛けづくり」をレッスンの中で行っていきます。
【ひたすら数をこなして短期間で読譜力アップ!】
過去にこなしてきた読譜数と読譜力は間違いなく比例しています。
一般的な導入用教材を使用していると頻繁に起こる問題としては、曲が進むごとに新しい要素(課題)が発生するため、生徒の立場からするとその度に心理的な負荷が生じます。
これもまた家庭での練習を億劫に感じてしまう大きな要因です。
ヒトというのは、よく知らないもの・わからないものに対して反射的に恐怖心や拒否反応を示してしまいがちなものなのです。
フローフラップでは、メインのテキストと併用して、すでに理解できている要素だけで容易に弾けるレベルの曲を、レッスン内に初見でどんどん弾かせていきます。
同時に、「デキる人はこうやって楽譜を読んでいる!」という極意的なコツも伝授していきます。
これを導入期から2,3年間は徹底して行っていくことで、読譜に苦手意識を持つことなく、全く知らない曲と出会っても「知らない…!怖い…!」ではなく、「へぇー、どんな曲だろ(ワクワク♪)」というポジティブなマインドで取り組んでいけるようになります。
また、取り組んできた楽曲数をしっかり表で記録に残し「見える化」を図ります。
努力の蓄積をよりハッキリと確認できるようにすることで、自信に繋げていきます。
【体にとって自然でラクな、理にかなった奏法を丁寧に指導します】
ピアノ演奏は、不要な力がどこかに入ってしまうと思ったような演奏が出来ないばかりでなく、幼少の頃に変なクセを付けてしまうと、肩凝りや腕の痛み、姿勢の悪化など体の不調にも繋がってしまいます。
フローフラップでは、重量奏法(重力奏法・ロシアン奏法)に基づいた脱力、身体の使い方、フォームを生徒ごとの体の発達状況に応じて指導していきます。
ピアノ学習のスタート段階から間違った体のクセがついてしまわないよう、体にとって無理のない自然でラクな演奏方法の習得を目指します。鍵盤を「押す」のではなく、「響かせる」ことにこだわります。
とは言え、まだ手も小さく関節もフニャフニャな低年齢のお子さんにとって、大人が使うのと同じサイズのピアノを弾くというのは、それだけで結構大変な事。
それを踏まえ、身体的・心理的に負担となってしまうような奏法習得に偏重した指導はいたしません。
生徒さん一人ひとりの発達状況を慎重に観察しながら、わかりやすい言葉掛けで無理なく長期的に取り組んでいきます。
※「重量奏法」とは…
無駄な力を抜き腕や体の重みを鍵盤に乗せて弾く奏法で、重厚な音から軽く宙に浮いているような音など、ピアノの様々な音色を出すことが可能です
筋肉を酷使することなく男女問わず最大限のポテンシャルを発揮できるようになります
【習った要素を使って簡単な作曲。より深い楽典知識を身に付けます】
楽典学習の一つの方法として、「習った要素を使って数小節の短い曲を作る」という課題をレッスン内で積極的に出していきます。
自分で実際に楽譜を作成する作業を通して、基本的な楽典知識・記譜法がより深く定着するのと同時に、自分で曲を作ってみることで創造性の向上、ゼロから作品を生み出す楽しさ・達成感を得ることが出来ます。
また、曲を作る側の立場に立ってみることで、作曲家が楽譜に記した内容を丁寧に尊重していこうという意識も芽生えます。
【実践第一!!コード譜を見て適当にアレンジできるスキルの基礎を小学生の内に身に付けます】
「しっかりとアレンジが書き込まれた楽譜を見ないと何も弾けない…」
ある程度の読譜力を身に付けてもピアノ学習がここまでで終了してしまうと、ピアノを辞めたらあとは時間と共にいろいろ忘れていくのみ…という、ちょっと悲しい結果になります。
人気のあるピアノ系YouTuberなどの演奏を見ていると、自身のアレンジで自由自在に実に楽しそうにピアノと戯れていますよね。あの姿に憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。
自分で好きなようにアレンジして弾くために必須となってくるのが「コードの知識」です。
きっと多くの方がピアノを習う(習わせる)時に、「好きな曲を自由に楽しく弾けるようになれば…」と漠然と理想として描くと思うのですが、実はこれ、ごく一般的なピアノ教室に普通に通っているだけではまず身に付かないスキルなのです。(^ ^;
クラシックを中心に勉強された方は多くの場合「和声学」として一応コード理論を学びますが、理論を習得することは出来てもそれを実践で活かせる人はごくごく少数派であるというのが現状です。プロのピアニストでもコードに基づいたアレンジや即興演奏は苦手という方が沢山いらっしゃいます。
そんな実情もあり、当教室ではこれまでも複数のクラシック系のピアノ講師の方に実践で使えるコード理論を指導してきた実績もございます。
フローフラップでは、いろいろと忙しくなる中学校入学前までにコードの基礎知識を教え、レッスンの中で覚えたことをガンガン使わせることで、簡単なアレンジなら自力で出来るというレベルまで引き上げていきます。
中学入学以降もレッスンを継続される場合は、より高度なアレンジテクニックを伝授していきます。
「読譜力」と「アレンジ力」両方を身に付けることで、その先の音楽ライフがより充実した実り多きものになると確信しています。
【コーチング・アドラー心理学等に基づいた言葉掛け】
掛ける言葉一つで人のやる気は大きく左右されます。
私自身、幼少の頃のピアノレッスンで講師に掛けられた不用意な一言で傷付いた経験が何度かあるので(また、そういう事に限っていつまでも記憶から消えないんですよね…)レッスンでの言葉のチョイスの重要性については身を以て実感しています。
フローフラップでは、アドラー心理学等に基づいたやる気をくじかない言葉掛け、コーチングによる生徒自身の意志を引き出していくアプローチで、各生徒の性格的タイプや「優位感覚」等も慎重に見極めながら対話を大切にしたレッスンを行っていきます。
※「優位感覚」とは…
「視覚」「聴覚」「触感覚」「言語感覚」の4つの感覚の中で、自分が得意とする感覚のこと
人それぞれ得意な感覚は違うので、その子の優位感覚に基づいた言葉掛け・指導を行っていきます
【年2、3回のグループレッスンで孤独感解消とモチベーションアップ】
ピアノは自己完結できてしまう楽器であるが故に、取り組む中で孤独を感じてしまいがち。
そこで、フローフラップでは年2~3回のグループレッスンを導入することにしました。(基本全員参加)
仲間の存在を感じ刺激を受けることで、孤独感を解消しモチベーションアップを図ります。
音楽ゲームやアンサンブル、プチ発表会など、通常の個人レッスンではなかなか出来ない内容を盛り込んだ1時間半程度のレッスンを行います。(土日開催予定)
ハロウィンやイースター、クリスマス等、季節のイベントと絡めたりもしながら、仲間と学びを深めつつ和気藹々と楽しい雰囲気で行えるレッスンを計画しています。
※グループレッスンの料金は月謝金額に含まれていますので、代金を別途徴収することはございません
※不参加の場合でも返金は致しかねますので、ぜひ積極的にご参加下さい
【講師が積極的に実演・お手本を示します】
「良い演奏とは何か?」「良いフォームとは?」「美しい音色ってどんな音?」
こういった疑問は100の言葉で語るよりも、目の前で見て、聴いて頂くのが何より手っ取り早いと考えています。
フローフラップでは、生徒がより完成形をイメージしやすくなるよう、積極的に講師自身が実演・模範演奏を行いながらレッスンを進めていきます。
また、毎回のレッスン時に「今月の1曲」と称して有名なクラシック曲・生徒の目標になりそうな曲(発表会の定番曲等)を中心に、生徒の皆さんに講師の生演奏を聴いて頂いています。
選曲については「エリーゼのために」「トルコ行進曲」「子犬のワルツ」といった”超定番曲”はもちろん押さえつつ、子供の生徒さんが小学校を卒業するまでぐらいに頑張れば手が届きそうなレベルの小品を出来るだけ沢山紹介していけたらと考えています。
意外に思われるかもしれませんが、ピアノレッスンの世界では頑なに生徒や保護者の前での実演を避ける講師が一定数存在しているのも事実です。
理由としては単純に演奏技術の自信の無さからであったり、「完璧ではない中途半端な実演をするよりは言葉による説明だけでイメージしてもらった方がマシ」との考えから敢えてご自分では弾かれない選択をされる方など…様々あるようですが、やはり音楽の素晴らしさを伝える立場であるならば、例え決して完璧だとは言えなくても講師が生徒の目の前で演奏することで、出来るだけその場で空気の振動から耳・体・心に伝わるモノをリアルに感じて頂きたい!と考えています。
また、レッスン内では講師による実演だけでなく、一流演奏家による演奏の音源や動画を観賞する機会も多く設けていきます。近場で開催されるお勧めのコンサート等の情報もご提供していきます。
考えてみれば当たり前ですが、「良い演奏」を知らずに良い演奏は出来ません。「美しい音」を知らずに美しい音を出すことは出来ません。
良いものに対する「憧れ」の気持ちを抱くこと、理想とする完成形を具体的に頭で描けるようになることで、よりスピーディーにレベルアップしていけると考えています。
【毎週、保護者の方に「レッスン報告書メール」を送付】※「ピアノ・ジュニアコース」の幼児~高校生まで
保護者の方にとって、お子様がレッスンを続けていく中でよく起こり得る状況として、「我が子のレッスンが現在どの程度進んでいるのかよくわからない。というか、ちゃんと上達してる…?」と不安になる…という事があると思います。
フローフラップは保護者の方とのコミュニケーションをとても大事にしていきたいと考えており、講師と保護者間での信頼関係がしっかりと築けていることがお子様の上達にも繋がっていくと考えています。
とは言え、現実的にはレッスン前後の僅かな時間の中では直接お話できる内容にも限界があります。
そこでフローフラップでは、レッスン日以降数日内にレッスン内容を簡単にまとめたものを保護者の方にLINEまたはメールでお知らせするのに加え、月末にはその月のレッスン内容のまとめ・進捗状況・次月の指導予定等を記した報告書を送らせて頂いています。(不定期でレッスン中の様子の写真や演奏動画などもシェアさせて頂いています。)
レッスン中の様子や現在の状況と今後の方針、その子に勧めるご家庭での学習方法や保護者の方からお子様への言葉掛け・接し方についてのアドバイス等お知らせいたします。
基本的に報告書に対する返信は不要ですが、ご意見・ご質問・ご要望・ご相談等がございましたら、いつでもお気軽にご連絡頂ければと思います。
レッスンを受けられているお子様本人だけでなく、保護者の方にも常に安心してお任せして頂けるよう、きめ細かなフォローを心掛けていきます。
お問い合わせはこちら↑からどうぞ(24時間受付中)
*送信後、2日以上経ってもこちらからの返信が無い場合は、返信メールが迷惑フォルダ等に振り分けられていないかご確認下さい。
こちらからの返信がなかった場合は、フォームを経由せず下記メールアドレス宛に直接ご送信下さい。
info@flowflap.com
※現在、電話でのお問い合わせはお受けしておりません